そろそろソロキャン！

ネット上では、間違った情報が平然と書かれていることがあります。
もちろん、このブログでも間違った情報を流してしまうことはありますが、ソーラーパネル関連では 『バイパスダイオード』 と 『逆流防止ダイオード』 に関してどこかの知恵袋やソーラーパネル関連のブログなどで、結構いい加減な情報が独り歩きしているようなのでご注意ください。

と言うことで、週末キャンプから帰ってきて、逆流防止ダイオードを取り付けました。
この製品は、システム電圧が４５Ｖ以下で、短絡電流（short-circuit current＝Isc）が１５Ａ以下で使用できます。

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ダイオードというのは、電流が一方方向のみに流れるようにする半導体です。



そもそもソーラーパネルには、バイパスダイオードと逆流防止ダイオードの２種類のダイオードが使われるのですが、ソーラーパネルに内蔵されているダイオードはバイパスダイオードです。



それを見て逆流防止ダイオードが内蔵されているとか、接続方法を間違っているとか記事になっているのですが、バイパスダイオードはセルの不具合などによってクラスターに電流が流れなくなった場合（不良クラスター）などに、そこをショートカットして不具合が起きないようにするためのダイオードで、クラスターに対して並列に入れます。



それに対して逆流防止ダイオードは、並列に接続されたソーラーパネルで、片方のソーラーパネルが故障や日陰の影響で発電しなくなったときに電位差によって逆流してしまうのｐを防ぐためのダイオードで、ソーラーパネルに対して直列に入れます。
よく間違ってチャージコントローラーから電流が逆流するからと取り付けている人が居ますが、通常チャージコントローラーはソーラーパネルへの逆流は起こらない構造ですし、そこにダイオードを取り付けても抵抗が増えてロスになるだけなので無駄です。



市販のダイオードを取り付けるとなると結構厄介なんですが、ソーラーパネルを接続するためのＭＣ４コネクターに内蔵されているこの製品だと、コネクターのプラス側に挟み込むだけで使えるので簡単に接続できます。



なお、逆流防止ダイオードは大型太陽光発電施設では必要になる場合がありますが、小規模の場合ではなくても困らない場合が多く必ずしも必要とはいえないようです。
僕の場合は掘り込み式ガレージで、半分だけ車の出して道路には出ていない状況で作業をする場合があるため、パネル１枚だけ発電する場合があるため取り付けることにしました。