そろそろソロキャン！

普段使ってる斧は、薪割に特化されたハルターフォース スプリット５０です。

くさび型の形状は薪割にはとても調子よく気に入っているのですが、なぜかシース（カバー）が安っぽくてガッカリしてしまいます。

　
　
そこで、今回レザークラフトキットを購入したので、生まれて初めてのレザークラフトとしてシースを自作してみることにしました。

まずは床面（革の裏のザラザラした面）を、トコノールとプレススリッカーで磨きます。



上が未処理、下がトコノールを塗ってプレススリッカーで磨いた状態です。
毛羽立ちが無くなって、艶が出てきます。



斧の形状をコピー用紙でかたどって、銀ペンで写します。



銀ペンは消しゴムで簡単に消せるので、とても使いやすいです。



本来なら革包丁でカットするのですが、今回はカッターナイフを使いました。



上部の折り曲げ箇所を水で濡らして、クリップで固定して折り癖をつけます。



折り癖をつけると、こんな感じになりました。



ネジ捻を使って、菱目を打つ位置決めをします。



左側のフォークみたいなものが菱目で、ハンマーで叩いで穴をあけていきますが写真を撮り忘れましたm(_”_)m



菱目で穴を開けたら、ステッチンググルーバーで溝を彫ります。



菱目に針を通して、縫い付けていきます。



これで縫いあがりましたので、コバ（カットされたサイドのところ）をトコノールとプレススリッカーで磨きます。



カシメを打って、補強と飾りにします。



そして、ベルトを取り付けて完成！



右側はカシメでベルトを固定して・・・



・・・左側はスナップボタンにしています。



初めての作品なので凝ったことは何もしていませんが、最初の黄色とブルーのシースーよりはだいぶん見栄えも良くなっりました。



いくらコストダウンと言っても、純正の黄色いのはなんとかしてほしいですよねｗ



あと、自作グループの方が斧のグリップを公開されたのを拝見して、早速僕も真似させていただきました。



革をおもいっきり引っ張って伸ばしてから、少し隙間が空くようにサイズをカットして糸で縛りながら締め付けました。
翌日、伸ばした革が縮んで貼りつくようになっていました。