そろそろソロキャン！

以前スノーピークの焚火台用の取っ手で 『焚火台グリップ』 という製品が秀〇荘から販売されていたのですが、某メーカーからクレームがついたとかで表だって販売できなくなり、まるで裏〇デオのようにレジでこっそり売られていたと聞いていましたが、今ではその製品も底をついてしまったようで手に入らないそうです。

但しその取っ手、コの字型の金具の真っ直ぐな部分を焚火台の穴に差し込んで使うだけのものなので、なんとなく抜けてしまいやすく不安定に見えたので違う構造のものを自作しました。

　
　
まずはステンレスの丸棒（長い方２本）とステンレスパイプ（短い方２本）を用意します。
※後でパイプをさらに２本追加しました。



そして、ステンレス丸棒をコの字型に曲げます。
このとき、補強のためパイプを写真のように通しておきます。



更に写真のように、角度をつけます。



そして焚火台の空気穴からステンレスの丸棒を通し、先を約90度曲げて追加したステンレスパイプに通します。
約90度と書いたのは、この金具はテーパーになっていて握り手の方（図の左側）の幅を広くしているからです。
そうすることによって、握り手を押し込もうとしてしまっても取っ手が焚火台の中に入り込んでしまわないようになっています。



ステンレス棒にステンレスパイプを通すのはちょっと難しくて、知恵の輪みたいな感じでゴニュゴニュしながらちょこっと力を入れて通さなくては嵌め込みできません。
その代り、この方法で固定するとよっぽどの力がかからない限り外れることはありません。



ということで、両側に取っ手をつけてまずは完成です。
しかし、このままでは焚火台は折りたたまれそうになって安定しませんので、固定用金具は後日紹介しますね。

普段取っ手は、このようにほとんど出っ張らずに邪魔になりません。



焚火台を折りたたんだ時にも、脚で押さえられるので邪魔になりません。



そして使わない時はこのように取っ手は下の方にぶら下がっているので、握り手部分の温度はあまり上がらないと思います。



で、持ち上げるときはこのように、取っ手を折り曲げたところまで差し込んで持ち上げると取っ手がほぼ水平のところで固定されるので安定がいいです。



もしもロストルとかが邪魔をした場合は、取っ手をいちばん引き出した状態で持ち上げることもできます。
この状態で安定が悪いだろうと思っていたのですが、今のところ何の問題も無さそうに思います。



比較的細いステンレスの丸棒を使ったので強度が心配でしたが、どうやら曲がったりすることは無さそうです。
実はこれ以上太い丸棒を使うとほかに色々と困った問題が出ているので、あえて4mmのステンレス丸棒を使っています。

※この改造はあくまで自己責任で行っていますので、危険ですから絶対に真似しないでください！

【追記】
簡単に作るなら、内側から外側に取っ手を通した方が簡単です。
ただし、その分バイブから丸棒が外れやすくなりますので、注意が必要です。


スノーピーク(snow peak) 焚火スターターセット



スノーピーク(snow peak) 焚火台　Ｌ



スノーピーク(snow peak) 焚火台　Ｍ



スノーピーク(snow peak) 焚火台　Ｓ