2016年08月19日
先日買ったコールマンのステンレススモーカーIIで手作りベーコンを作ったところ、肉汁が下に落ちて変な臭いが少しついてしまったので、肉汁受けを自作することにしました。
肉汁受けは、スノーピークやキャメロンズのスモーカーには標準でついているものです。

肉汁受けは、スノーピークやキャメロンズのスモーカーには標準でついているものです。

肉汁受けのサイズはスモークチップの皿のサイズではダメで、できるだけスモーカーの内径にちかく、なおかつ周辺部から燻煙がスムーズに出るサイズでないといけません。
さらに脚を取り付けるので普通の皿では加工しにくいため、フランジ(縁)が広いものを探しました。
いくつかの候補の中から決めたのは、クイーンローズ ステンレス パイ皿 大 No.405 φ210 という製品です。

M6×60mmのボルト3本で脚を付けただけですが・・・

・・・横から見るとこんな感じです。

早速スモーカーに入れてみましたが、スモークチップ用の皿との間隔も良さそうです。
スモーカーのサイドの穴と皿の高さがほぼ一致するので実は問題がないか少し心配していたのですが、実際に使ってみると何ら問題はありませんでした。

まだ重曹で焦げ取りをしていないので、先日のベーコン作りで肉汁が焦げ付いたのがよくわかると思いますが・・・

・・・肉汁受けでここまでカバーすれば、肉汁はほとんど下に落ちないと思います。

問題は燻煙がうまく回るかなんですが、お盆のキャンプでウィンナーとチーズの燻製を作ったところ・・・

ウィンナーも綺麗に色づき・・・

・・・チーズもおいしく出来上がりました。

ウィンナーから出ていた肉汁ですが、皿にうまく受け止められて焦げ付きもしていませんでした。
さて、今までたくさんのスモーカーを使ってきましたが、コールマンのステンレススモーカーIIが一番のお気に入りとなりました。
温度調整がとてもやりやすく、今回も80度以上に温度が上がることはなく、キャメロンズやスノーピークのスモーカーではチーズが溶けてしまわないか気にしていたのに、今回は全然気にしなくて済みました。
写真はキャメロンズのスモーカーですが、この段階でチーズはかなり柔らかくなっちゃってますが、コールマンのスモーカーはサイズが大きく背が高いお蔭で取り扱いがとても楽でした。

そして、専用ケースではありませんが、コールマンのポップアップボックスにピタリと入るのもいいですよね!

なお、このスモーカーではスモークウッドよりもスモークチップの方がいい仕上がりになりそうです。
そして、イワタニのマーベラスで使うと、ゴトクにピッタリサイズでとても安定しています。

あと燻製で使うザラメ砂糖ですが、次回からはコーヒーシュガーのロザッティ小粒をペットボトルに入れて使ってみます。
