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正月の笠置キャンプで、今までよりも長時間トーマスくんのロードテストを行い、次なる制作に向けて問題点を洗い出してみました。
まぁ、問題点と言っても普通に使えないわけではないので、もしかしたら改造版を作らずに使い続けるかもしれないんですけどね(^^;

トーマスくんロードテスト


 
 
と言うことで、改善したいところを列挙します。

ひとつは、煙突の穴の周囲が熱変形することです。
これは、熱で煙突が膨張するため、ギリギリのサイズで穴を開けていると本体のステンレス板の煙突の穴が押し広げられるために起こってしまうのですが、穴を大きくすれば解決できることなのでそれほど大きな問題ではありません。
穴を大きくして隙間ができても、薪ストーブは燃焼により煙突側に空気が引き寄せられるドラフトが起こるので煙は漏れませんから、最初から思い切って大きめの穴にしておくべきでした。

もうひとつは煙突で、当日拝見した小川のちびストーブぐらいのサイズがスリムで良さそうなんですけど、小川の煙突は驚くほど高いので色々検討してたら、たとえばこんな排気ダクトが使えそうですね。
75φからサイズがあり、陣笠、Pトップ、ニップル、エルボーもありますね。

あとは以前から考えていたガラス窓ですが、ガラスは幸い自由にカットや研磨することが出来るので、耐熱ガラスを買って加工して取り付けてみたいと思っています。

そして一番大きな問題点は、トーマスくんは二次燃焼(クリーンバーン)システムを使っていないため、燃焼効率を下げると白い煙が出るし、燃焼効率を上げると薪がすぐに消費されてしまう問題です。
二次燃焼システムを使うと、蒸し焼き状になった薪から出るガスが燃えるので暖かく、しかも直接燃えるのではなく蒸し焼きなので燃費がかなり良くなり、排気も二酸化炭素が減りクリーンになります。

ただ、現状のままでは導入が難しいので諦めていたのですが、実用的に使うなら二次燃焼システムを導入するしかないと思い導入を検討することにしました。

その前に、今回の長時間ロードテストの写真をアップしますね。

薪に着火すると、温度が上がるまでこういう白い煙が出ます。

トーマスくんロードテスト

やがて温度が上がると煙は減りますが、この段階で薪投入口を閉めると酸素不足から白煙が出ます。

トーマスくんロードテスト

そしてもっと高温になって薪全体に火が回ると、薪投入口を閉じても白煙は出ません。

トーマスくんロードテスト

二次燃焼については、理科の実験で試験管に箸を入れてアルコールバーナーで蒸し焼きにしたときに出るガスに火をつけたことがあると思いますが、それとよく似たシステムです。

詳細は、こちらのブロガーさんがわかりやすく解説されています。

さて、問題はこの形状のストーブにどうやって二次燃焼システムを導入するかです。
当初僕は勘違いをしていて、煙突に近いところで二次燃焼をしないといけないものだと思っていましたが、そうでないことがわかった今かなり簡単な方法を見つけました。

既に材料の一部も買いました別の目的で買っていましたが、あとは取付金具をどうするかだけです。

時間はかかると思いますが、色々やれば楽しいでしょうね(^^)




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この記事へのコメント
こんばんは^^

素晴らしいですねぇ~♪
自作で二次燃焼まで考えているとは・・・
もしや三次燃焼まで
Posted by はやぶさ05 at 2013年01月09日 02:01
はやぶさ05さん、こんばんは。

三次燃焼までは、さすがにこのサイズでは無理です^^;
理想はパイプを曲げて高温にした空気の取り込みなんですが、それも難しいのでストレートに取り込むしかなさそうです。
Posted by ピノースーク at 2013年01月09日 02:34
ピノさんおはようございます(^^ゞ

トーマスくんさらにグレードアップ楽しみです…

いつか実物見てみたいです^^;
Posted by super3720 at 2013年01月09日 07:39
おはようございます

薪ストーブの原理が書かれていて
すごく勉強になります!
白い煙が出る理由も納得です

改良型の完成が楽しみ~☆
Posted by タイム at 2013年01月09日 07:47
チンプンカンプンです(笑)

シリンダータイプのストーブだと、
中子を付けるのも大変だと思うんですが
どうやったらそんな色々思いつくんですか?

あと、シロートにはガラスも簡単に加工はできません(笑)
Posted by 左 at 2013年01月09日 08:02
super3720さん、おはようございます。

まだ迷いがあるのですが、明日の記事良かったらご覧ください(^_^)

うまく言ったら、ぜひご覧くださいね。
Posted by ピノースーク at 2013年01月09日 08:03
タイムさん、おはようございます。

こういう原理がわかっていると、薪ストーブを買うときにも参考になりますよね。

さて、改良型うまくできるでしょうかね。
Posted by ピノースーク at 2013年01月09日 08:05
左さん、おはようございます。

またまた、よくお見通しでしょうに(^_^)

思いつきは、案外適当だからでしょうね。
滅多にハズレはないですが、大正解もないかもです。

ガラスは意外と簡単で、うちのサッシのガラスも自分で替えたことありますよ。
しかも、二重ガラスでしたので、親戚からもらったガラスを切って作りました。
Posted by ピノースーク at 2013年01月09日 08:09
こんにちは
うちのシリンダーストーブは簡易タイプな二次燃焼形状にしていますが、次の
薪オーブン構想では扉の開け閉めによる内部温度の低下防止のための二次
燃焼が必至なので色々参考になります^^
Posted by 神流(かんな) at 2013年01月09日 08:51
神流(かんな)さん、おはようございます。

参考にしていただけるほどのノウハウはありませんが、明日のブログに構想を書いていますので良かったらご意見をお聞かせくださいね。

二次燃焼さえうまく行けば、いよいよテントにインストールしたいと思います。
但し、バタバタしていて改造する時間がほとんど取れないので、いつになるかわからないのですが・・・。
Posted by ピノースーク at 2013年01月09日 09:05
ガラスを簡単に切るという点も、

理科の実験の様子を覚えている点も

常人離れしていると思います。

これだけ色々作れたら、キャンプの楽しみも広がりますね。
Posted by にしちゃんにしちゃん at 2013年01月09日 09:53
にしちゃんさん、おはようございます。

ガラスはガラス切りを使えば、誰だって綺麗にカットできるんですよ。
木材を切るのと同じぐらいですから、難しいことは無いです。

理科の実験は、唯一好きな科目でしたからね。
その代り、ほかの科目の事はさっぱり憶えていませんからw

自作するって、「考えて楽しい」「作って楽しい」「使って楽しい」と3倍楽しめますからやめられません(^^)
Posted by ピノースークピノースーク at 2013年01月09日 10:15
こんにちは。

作って、使って、改良してって、楽しいですね(^^)

二次燃焼って、言葉だけは聞いたことがあるのですが、仕組みはサッパリです(^^;

バージョンアップ楽しみにしてます♪
Posted by kuushinpapakuushinpapa at 2013年01月09日 10:34
ガラスのカットまで出来るんですか!?

まさか自作で二次燃焼まで行くとは驚きです!

完成品めちゃめちゃ楽しみにしております♪
Posted by とりやんとりやん at 2013年01月09日 10:39
kuushinpapaさん、おはようございます。

はい、買ったものでは味わえない楽しみが自作ものにはありますからね!

二次燃焼は、本文にあるリンク先に詳しい解説があります。

ちょっとバタバタしていて作業が進まないと思いますが、時間があるときにでもやってみようと思います。
Posted by ピノースークピノースーク at 2013年01月09日 10:40
とりやんさん、おはようございます。

たとえば過去にも記事にしましたが、武井のメーターのカバーをプラスチック製からガラス製にしたりしましたし、ガラスの小さいものならハート型でも作れますよ。

二次燃焼うまく行けばいいのですが、失敗しても戻せますしいい経験になりますからね。

あとは小さいパーツだけ手に入れれば、何とかなりそうです。
Posted by ピノースークピノースーク at 2013年01月09日 10:42
こんにちは!

その、小型サイズで二次燃焼を取り入れているのは、無いんじゃ~ないですか?
凄いですね。
販売になると、内部構造を複雑にすると、販売価格にも影響したりと、、、、!
改良しながら、グレートアップ、自作の醍醐味ですね。
二次燃焼システム改良楽しみにしてます。
炉内温度と二次燃焼のための酸素の制御が鍵ですね。
Posted by アイディアイディ at 2013年01月09日 11:43
アイディさん、こんにちは。

どうなんでしょうね、世の中広いですからあるんじゃないかと思いますけどね。

僕の場合販売はしませんし、複雑にはしないので失敗するかもしれませんが、失敗も美味しいですからねw

一次燃焼の酸素の制御は出来ていますので、二次燃焼も同じようなやり方にするかもです。
とにかく、トライアンドエラーでやるしか無いですからね。
Posted by ピノースークピノースーク at 2013年01月09日 11:54
なるほどなるほど、これはタメになりますね~

膨張と煙の誘導などは確かにそうだなと思いました

そのあたりの精度が不安だったんですよね~


ガラス加工、作る時にはぜひお願いします^^実家に帰った際に取りに行きますので\(◎o◎)/!家わからないけど


二次燃焼はまだシステムを認識していませんので、もうちょっと勉強します~

でも作るかな???使えないような気がして仕方ないんですよね自分には

なんか十分暖かくて^^;フジカで(笑)

困ったもんですめんどくさがりで
Posted by みーパパみーパパ at 2013年01月09日 12:51
みーパパさん、こんにちは。

膨張しても使えるのでいいのですが、見た目が悪いですからね。
ただ、一度熱の入ったステンレス板は、カットするのが難しいのでどうなるかわかりません。

実家に帰られるときには、ピルツを背中に背負っていただいたら目印とお土産代わりになりますよw

フジカで十分なら、それでいいと思いますよ。
ただ、参天の中では、薪ストーブが似合うと思うんですけどね(^^)
Posted by ピノースークピノースーク at 2013年01月09日 13:07
こんばんわ^^
まだまだ進化して行くのですd(゚ー゚*)ネッ!
私も薪ストの自作は頭の中で考えてますが、
難しすぎて(作るのも、構造の理解も)まだ手が出せないです><
Posted by 健太 at 2013年01月09日 18:08
健太さん、こんばんは。

はい、進化になるか退化になるかわかりませんが、とことんまでやらないと気がすみませんので、二次燃焼だけは何とかやりたいと考えています。

僕がやったそのままでも良ければ、すごく簡単なんですけどね。
でも、健太さんならもっと上を目指されているでしょうから、難しいんでしょうね。
Posted by ピノースークピノースーク at 2013年01月09日 18:12
ネットでいろいろ調べようと思いましたが断念・・・

ホリデーロードに中子付けようかと考えてますが、ステン曲げるの難しいですし思案中・・


私も今検討中です。
Posted by ロン at 2013年01月09日 19:05
ロンさん、こんばんは。

中子あった方が効率いいですが、ダンパーがあるのである程度熱は逃がさないようにできるのではないかと思うんですけどね。

ステンレス板なら、0.5mmぐらいなら何とかなりますが、綺麗に仕上げようと思われたら建材関係の板金屋に頼んだ方がいいでしょうね。
Posted by ピノースーク at 2013年01月09日 19:40
こんばんは~^^

私には何次燃焼まであるのかも
分かりかねます(苦笑)

ガラスカットまで出来るってことは
色んな幕にガラス窓付けたりも出来そうですね。

え?^m^

いつかピノさんの作品展覧会開いてください。
じっくり拝見したいです。
Posted by ハルっちハルっち at 2013年01月09日 19:41
ハルっちさん、こんばんは。

一般的にはキャンプ用で二次燃焼で、家庭用では三次燃焼ぐらいでしょうか?

幕にガラス窓、面白い発想ですね!
良かったら、ハルっちさん家の幕にガラス窓いっぱいつけましょうかw

僕の作品よりも、手間がかかって丁寧に仕上げられているみーパパさんの作品展がいいと思いますよ(^_^)
あんなに丁寧な木工、僕にはできませんからね。
Posted by ピノースーク at 2013年01月09日 20:16