レインボーストーブの改造(1)

pino

2017年12月09日 07:00

この方法はうまく行きませんでしたが、後日別の方法での改造が成功しましたのでこちらをご覧ください。


以下の改造は、不完全燃焼や火災の原因になる可能性もあるため、安直に真似なさらないようにお願いいたします。

どこやらのサイトでは、キャンプで使う石油ストーブの暖かさの比較をカロリーだけでやっていて、レインボーストーブ(通称トヨラン)とフジカはほとんど暖かさが変わらないなどという詐欺みたいなことを平然と書かれています。

しかし、実際に両方を比較してみると暖かさが雲泥の差であることは間違いありません!


_

以前も記事にしましたが、2013年の正月に笠置キャンプ場で比較テストしています。
使用したテントはMSRバックカントリーバーン(写真は別のキャンプ場です)で、一酸化炭素中毒を防止するために上部のメッシュ窓を少し開けておきました。



とりあえず一晩中ストーブを焚いて、一番冷え込むであろう翌朝の6時の気温で比較してみることにしました。
温度計は約40cmの高さのテーブルの上に置きましたが、これはローコットで寝ている僕の顔辺りの高さになります。
なお、フジカの場合自然対流式+反射式なので、直接温度計に遠赤外線が当たらないようにしているため赤外線による放射熱は測定していないため、フジカにはやや不利な測定条件になっています。

で、結果は以下のようになりました。

レインボーストーブ : 外気温0.2度 室内温度9.4度
フジカ : 外気温マイナス1.6度 室内温度16.7度

レインボーストーブが暖まりにくいというのはいろんな方がブログなどで書かれていますので、それをまとめた記事がこちらになります。

この記事の中でほとんど効果が無いと言われているガラス筒の交換もこちらの記事を参考にさせていただいて試してみましたが、やはり無駄だったのでレインボーストーブの使用は諦めていました

しかし、デザインは大好きだし、結構いい値段で買ってしまったものをゴミにしてしまうのはもったいないと考えていたところ、なんとFacebookの自作キャンプアイテムグループでこちらの記事を参考にして、レインボーストーブを改造された方が居られたんです!

実は僕も以前燃焼方法を改造できたらなと考えたこともあったのですが、レインボーストーブは以前自作した茶こしヒーターのように炎が強くなさそうなので、効果が無いだろうと諦めていたんです。



でも、実際に効果があるとわかったので、久しぶりにレインボーストーブを引っ張り出してきました。



燃焼部を分解・・・と言っても固定されていないので持ち上げるだけでバラして行けるのですが、最初はレインボーを作り出す金属製の筒を抜いてみると・・・



・・・中に芯が見えています。



そして、周囲の金属製の枠を取り出して・・・



・・・このリング状のところに取り付けるステンレス製のネットを探しに、まずはダイソーダイエーに行くことにしました。




続く・・・





あなたにおススメの記事
関連記事