そろそろソロキャン！

シルウィングに付属のガイラインは、グレーの色で短いものしか付属しておらず、先日の大野山で張った時は足らない分はツェルト用の黄色いガイラインを使って張りましたが、グレーのガイラインは目立たないためサイトを横切る人が引っ掛けてしまう恐れがありますし、全てのガイラインを同じ色に揃えたいのでダイニーマ・リフレクティブ・ガイラインの2mmを新たに購入しました。



名前にもありますが、反射式なので懐中電灯やヘッドライトで照らすと光ります。

自在は、この手のタープ用ガイラインにはアルミ製を使うのは好みではないので、本来なら３つ穴プラ自在を使おうと思ったのですが、手持ちのものだと数が足らず再発注するとまた送料をぼったくられるのと、ナチュラムで売られているものは対応サイズが明記されていないため、別の業者からヒルバーグが使っているのと同じミニ・ラインロックを購入しました。
使いやすいのは三つ穴ですが、強度はおそらくミニ・ラインロックが上でしょうしね。



実はこのラインロックは元々テントやタープ用というよりもヨットやハンググライダーに使われていたパーツで、ハンググライダー用品の開発＆販売をしていたときはうちでも扱っているものでした。
ハンググライダーでは、ＶＧ（バリアブル・ジオメトリ）という上級者用の可変翼の角度を変える装置に使われていました。

テントやタープでは、ヒルバーグのほかスノーピークもこのラインロックを使っていますが、スノーピークはなぜか間違った方向に取り付けているため、ガイラインにこのラインロックがうまく食い込まずとても使いにくいので、今は消してしまった古いブログにも書きましたがユーザーが正しい方向に取り替えて使ってうことが多いです。

こちらがヒルバーグをはじめ、一般的な取り付け方です。
しっかりとラインが食い込みます。



※写真の配置の場合、下から上にラインを通して止め結びします。逆にするとロックが浅くなります。

こちらがスノーピーク独特の取り付け方です。
矢印の部分にラインをロックするための仕組みがあるのに、ラインがほとんどそこを通っていません。
この方法はとにかく使いにくいだけでなく、ラインがしっかりと食い込みませんので無理やり食い込ませるようにラインロックを動かさないと駄目です。



とりあえずこれでお盆には完璧な状態で、テントとタープを張ることができそうです。