まずは燃料なんですが、車用の赤ガスを使おうかと思いましたが、車から抜き取るのが面倒だったのでコールマンの高級な白ガス(ホワイトガソリン)の缶に入った
カインズホームの白ガスを使いました(^^;
缶のさび具合を見ると、使いまわししているのがバレバレですねw
最初のボトル単体でのポンピングは、この手のタイプはみなそうですがボトルを立ててできるのでやり易く、スムーズで変な引っかかりもありません。
そしてMUKAの特徴であるインジケーターですが、無くてもそれほど困らないけどあれば便利な機能だと思います。
ただのキャップなので別に問題は無いのですが、以下の写真ではホース接続金具のキャップが半分抜けていましたね^^;
インジケーターは、最初はポッチがこんな状況でフラットですが・・・
規定の圧力に達するとだんだんと飛び出してきて赤いワッカが見えるので、これでポンピングが完了します。
ポンピングが終わったら、ホースを接続します。
ガスやエアーパーツのワンタッチジョイントとかと同じような仕組みで、リングを引っ張りながらホースを挿入して・・・
・・・リングを離すとこのようにしっかりとホースが固定されます。
この方式は肛門印のWGストーブのようなねじ込み式とは違って、使い易く燃料漏れの不安もありません。
MSRは違う方式ですが、MSRの方式も簡単でいいですね。
燃料ボトルには上下がありますので、間違わないように(脚とダイヤルがあるので普通間違えようがありません)置きます。
さて、ここからが火柱が上がるとか、テントの前室では危なくて使えないといわれる着火です。
まずはチューブの中にある空気が抜けるまで、火を近づけても2秒ぐらい着火しません。
そして燃料が出てきだすと、このように着火します。
風があるときは、このように風上から着火するようにします。
また、ウィンドスクリーンが付属しているので、風が強い時は先にウィンドスクリーンで風除けしておいてもいいかもしれませんが、この時は見た目よりも強くない風でした。
50cmほど炎が上がると書かれているブロガーさんが居られましたが、何度か試しましたが最大でも30cmぐらいの炎ですし、すぐに収まるので別になんともないですね。
でも、同じくプレヒート不要のコールマンのフェザーストーブよりちょっと炎が大きいです。
炎が安定したらRUNの位置にダイヤルを回しエアーを補充するためにポンピングしますが、このときポンプの下側に脚が出ているためこの手の製品にしてはポンピングはたいへんやりやすいですが、フェザーストーブと比較すると横向きのポンピングはやややり辛いです。
火はSOTOの製品によくある中央に集中するもので、好みが別れるのではないかと思いますが湯を沸かす目的だと特に問題はないと思います。
でも、炊飯となると火力の調整幅が少ないし、火が集中するのでバーナーパッドが必要かもですね。
火を消すのは凄く簡単で、ダイヤルをAirに回すと燃料を遮断するだけでなく、パイプの中に残った燃料を空気圧で押し出してくれます。
なので、チューブに空気を送り込んだり圧力を抜くために燃料ボトルをひっくり返したりとかする必要がありません。
火力を絞った場合、安定した火の状態では皆さんがおっしゃるようにほとんど絞れませんでした。
フェザーストーブの方が火力は弱いのですが、一般の調理には使いやすいと思います。
もしも2レバーに改造できたら、もうちょっと火力調整が可能なのかな?
とにかく僕にとって必要な条件は、お湯が早く沸くことではなく適度な火力で料理が作られて、美味しいご飯が炊けることです!
今回のキャンペーンでは新品で買取できる人もいますし、中古で半値で引き取ると言うのはちょっと無理かなと思っています。
それならちょっとお金を足して、マルチフューエルで火力調整が可能なドラゴンフライにしたいですし、プレヒート不要ならコールマンのフェザーストーブの方がはるかに使い易いので、僕の場合登山に使うのではないしこれを選ぶ理由が全く無いかなと思います。
登山でコンパクト性を求めるなら、うちにはボルドーバーナーがありますしねw
フェザーストーブもクッカーに入るので邪魔にならないし、本体はコンパクトでもボトルが必要なMUKAは分離できるのでザックに入れやすいかもしれませんが、全体としては嵩張りそうです。
再来週の木谷山オフ会に持って行こうかとも思いましたが、プレゼンするほどのことも無いのでさっさと返却することにしました。
でも、どこが悪いとかってものではなく、使い易いので山で湯を沸かすなどの目的としては火力も強く十分な性能だと思います。
SOTO MUKAストーブ(ムカストーブ)
SOTO 【MUKAストーブ(ムカストーブ)】+【広口フューエルボトル700ml】+着火用トーチセット
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