トランギア メスティン

pino

2011年06月10日 10:44

トランギアのメスティンは、国産のような高品質な製品ではありませんが、アルミの熱伝導の良さとコンパクトな形状から多くの人が昔から使ってきました。

残念ながらアルマイト加工を施していないため梅干などを入れると駄目ですが、通常の飯ごうや小物入れとして使用するには十分な製品です。

しかし、使用前に米のとぎ汁や野菜クズなどを湯がいてコーティングしてから使わないと、茶褐色の酸化被膜(ベーマイトと言われる水酸化アルミニウム)の膜ができてしまい、人体には影響はありませんが見た目が悪くなってしまいます。



行き先によって中に収納するものは異なりますが、普段僕が入れているものは以下のものです。



同社のアルコールバーナー TRB25には、行く直前に燃料を詰めていますが、本当は燃料を詰めたままの移動は駄目だそうですが、今のところ問題は起きておりません。
左上がユニフレームのウィンドスクリーン Sで、風に弱いアルコールバーナーの火を守ってくれます。
ゴトクは右上のトライアングルグリッド TRP301と、左下のデュアルヒート専用ゴトクの改造品を入れています。
このゴトクの下に敷いているのが、見え難いですがシート状のまな板です。
そしてタワシ、改造して短くしたトング、ユニフレームの折りたたみ式チタン製フォークとスプーン、百均で買った小さなしゃもじです。



米を1合炊くときの水位を示すため、ハンドルのリベットを目安にする方法もありますが、見やすくするため5円玉を使ってハンマーで叩いて目盛りをつけてみました。



デュアルヒート専用ゴトクの改造ですが、以下のようにしました。
※3年ぐらい前に他のブログで紹介したときのものです。

通常の使用とは逆にした方が効率が高いため、以下の赤い部分と青い部分をやすりで削り、アルコールバーナーにはまるようにしました。





シェラカップを乗せても安定していますし、メスティンでも使えます。




ほかにもナイフや缶切りなども収納できますが、それはまた後日記事にしたいと思います。



トランギア ラージメスティン

現在メスティンが売り切れなので、リンクは大きいサイズのラージメスティンです。



トランギア アルコールバーナー

半世紀以上のロングセラーを誇るアルコールバーナーです。



トランギア B25用トライアングルゴトク

分解するととても薄くコンパクトになります。



DUAL-HEAT(デュアルヒート) デュアルヒート専用ゴトク

これを改造したら、超コンパクトなゴトクとして使えます。



ユニフレーム(UNIFLAME) ウィンドスクリーン

こちらもコンパクトになるため、メスティンに収納できます。



ユニフレーム(UNIFLAME) トレイル スプーン&フォーク セットTi

スプーンとフォークのセットです。先割れスプーンは使いにくいので、こちらを使っています。


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