CT125 スライドキャリアの製作(5)
先日ブログの冒頭に書いたように、以前自作したスライドキャリアは、純正リアキャリアのブラックと交換に親戚のもとへと旅立って行ったので、新たにスライドレールを入手して作り直すことにしました。
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前回と同じスライドレールを購入しようと思ったのですが、前回買った1,000円という値段では入手できず高かったので、何人かの方が使われているリフト・ユンボ・農機用の汎用スライドレールを、ヤフオクで2,000円で落札して使うことにしました。
前回のものと比較すると、ボールベアリングやEP樹脂によるスライド時の摩擦軽減などが無いので若干滑りは悪いのですが、荷物を積んだ程度では問題なく動くレベルだったのと、かなりの軽量化と高さを低くできることから、このスライドレールを買ったのは正解だったかなと思います。
キャリアへの固定方法は、まずはスライドレールがキャリアの取り付けネジ位置(赤丸)を隠すためレールの一部をカットしてから、キャリアに付いているM6のネジ穴に、スライドレールの穴がM8サイズだったので、キタコのツバ付きカラー(φ6 13x2.5L)+M8ワッシャーでズレないように固定(青丸)しました。
そしてキャリア後部にM6のタップでネジを切って(赤丸)レールが平行になるように固定してから、リアボックス固定金具を使ってもう一か所(青丸)レールがズレないように固定しました。
スムーズにレールが動くように微調整をして、これで完成ですが、レールを一番前にスライドさせたときに、アルミトップケースを外しているとレールがキャリアからはみ出すので、念のためここは何か取り付けようかなと思いましたが・・・
・・・アルミトップケースを外しているときはレールを後ろにスライドさせておけばベースプレートでレールを隠してくれるので、このままで行くことにしました。
更に純正キャリアのフックがイマイチだったので、四隅に金具を取り付けることにして、前側の左右はタップを切って・・・
・・・M4のボルトで固定して・・・
・・・後ろ側の左右は、ブラインドリベットで固定してみました。
まだハンターカブが納車されていないので、とりあえず
アルミトップケースを取り付けてスライドさせてみました。
こちらが一番後ろにした状態で・・・
・・・こちらが一番前にした状態です。
これ以上前にスライドさせると乗車時に背中が当たってしまうので、この程度スペースを開けています。
なお、レールはスライド量を増やすため少し改造しています。
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