封筒型シュラフ対決!(室内編)
新しく買ったモンベル ファミリーバッグ#1 と、以前から使っていた小川キャンパル フィールドドリームDX-II を比較してみようと思います。
以下の表は両者のデータ比較なんですが、フィールドドリームDX-II はすでに廃番になっているためフィールドドリームDX-III のデータを使っていますが、実際に寝て比較したものはフィールドドリームDX-II ですのでご了承願います。
品 名
モンベル ファミリーバッグ#1
小川キャンパル フィールドドリームDX-III
価格
¥8,640
¥14,000
素 材
表地:70デニール・ナイロン・タフタ
中綿:ホロウファイバー(中空ポリエステル綿)
裏地:ポリエステル65%+コットン
表地素材:T/C
裏地素材:コットン
中綿素材:中空綿2.0kg(アッパー1000g+アンダー1000g)
重 量
2.5kg
4.2kg
サイズ
200x85cm
220×95cm
収納サイズ
径48x35×21cm/35L
50×30×28cm
快適睡眠温度
-9℃~
2度以上
室温13度の寝室で、ファミリーバッグ#1 で寝てみました。
■
第一印象
第一印象は、フィールドドリームDX-II よりも一回り小さく(当然サイズが違いますからね)、内側の記事が糊がきいたシーツみたいに少しざらついていて、フカフカ感が無いってことです。
生地が薄すぎるのかと言うとそれほど薄くもありませんから、フィールドドリームDX-II が布団みたいなのでフカフカ感が無いように感じただけなのかもしれませんし、ナンガのオーロラ600DXでも薄いのでフィールドドリームDX-II がスノーピークのオフトンシリーズみたいに(オフトンよりは薄いと思いますが)特別なんでしょうね。
■
保温性
ところが、シュラフに潜ってみるとウソのようにポカポカしてきます。
快適温度が違うので暖かいのは当然かもしれませんが、まるで僕の身体から出ている遠赤外線を利用して温めているかのように暖かいのです。
そこで、フィールドドリームDX-II で寝てみましたが、こういった暖かさは感じられず普通の布団に寝ているような感じでした。
念のため、ファミリーバッグ#1 に戻してみましたら、やはりポカポカしてきます。
ここで、そのポカポカが逆に気になってしまい、フィールドドリームDX-II に戻して朝まで寝ましたw
ところが朝方の4時ころになって寒くなり、ファミリーバッグ#1 で寝たら快適な寝心地でした。
と言うことで、おそらくテントや車中泊では、この時期ファミリーバッグ#1 で寝るのが正解だと思います。
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その他
ファミリーバッグ#1 で一番気になったのは、他社の封筒型でもそうなんですがファスナーが片方にしかなく、ファスナー止めのベルクロが一番上についているので上までファスナーを閉めると頭はシュラフの外に出さないといけない点です。
フィールドドリームDX-II だったら、以下のように布団間隔で寝られるのに、片側ファスナーでも上の方は折り曲げられるようになっていたら良かったのではないかと思います。
でも、枕を置けばいいだけですし、寒い時はすっぽりシュラフに潜り込みますから、これでいいのかなとも思います。
どちらのシュラフもとても良くできていて、寒い時期ならモンベルを、そうでなければ小川を使うかなと思いますが、実際にテント内や車内で比較してみないとわかりませんね。
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) フィールド・ドリームDX-III
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