サブバッテリー走行中充電システム(2)

pino

2014年07月19日 00:00

サブバッテリー走行中充電システムは、ボンゴフレンディーで使っていたシステムを移植するだけでいいのですが、ボンゴフレンディーではエンジンルーム内にメインバッテリーとサブバッテリーがあったため配線が短くて済みました。

ところがデリカではサブバッテリーを一番後ろの荷室に積むため、かなり長い配線が必要になってしまいます。
こういう配線はカーショップでアーシング用のを買うとバカ高く、アマゾンとかでも結構いい値段で売っていますので、僕は工事用配線業者から安く買いました。

アイソレーターは最大30A(通常充電中は3Aで30Aは負荷接続時)の電流が流れるので本来なら5.5sqの配線で十分なんですが、アイソレーターの説明書には8sqの配線を使うよう指示されていることと、長さが長くなると配線が細いほどロスが増えること、そして他の目的にも使いたいので8sqの配線を使いました。

 
 
実際には黒の配線はボディーアースを使えばこんなに長くは必要ないのですが、送料を無料にするために黒の配線を余分に頼んだ方が送料と合わせた値段とあまり変わらなかったことと、バッテリーのマイナス側から配線すると点検時にメインバッテリーのマイナス端子を外しただけでサブバッテリーのマイナス側も同時に外せることから、アース側もメインバッテリーから配線してみることにしました。

とりあえず作業に入る前に配線しやすいように、バッテリーに接続する40Aのスローブローヒューズを取り付けました。
ヒューズをスローブローヒューズにしたのは、負荷を掛ける機器(僕の場合はコンプレッサーを使っている冷蔵庫など)による突入電流対策です。
本当はヒュージブルリンクを使った方が配線の根元からショートした場合には安全性が高いのですが、写真のように短めの配線でスローブローヒューズに繋いでいるので、よっぽどの正面衝突事故とかでもまず問題は無いと思います。



なお、デリカ D:5でこのアイソレーターを取り付けた方の中に、ヒューズをバッテリー側でなくアイソレーター側に取り付けて居る人が居られますがとても危険なことです。
そういう配線では軽微な追突事故でも配線がボディーとショートしてしまう可能性があるため、そうなったら最悪火が出て全焼してしまう可能性があるので、必ずバッテリー側にヒューズなりヒュージブルリンクを取り付けないといけません。

アップにするとこうなっています。
この丸型の端子を、バッテリーのプラス側に接続します。



さて配線なんですが、世間は3連休でも僕は日曜日しか休みが無くて、その日曜日は午後からモデルさんお二人のスタジオ撮影が入っていて撮影後は彼女たちと食事に行く約束をしているので、午前中のうちにできればやってしまいたいのですがどうなりますかね?









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